APDは 本人も気付きにくい障害です
授業中、先生の話は聞こえているのに何故意味がわからないんだろう?
私(サイト管理人)は、小学生の時からそう思ってはいましたが
自分は頭が悪いから仕方が無いんだろう・・・と、それほど深く考えていませんでした。
何回か聞き返せば、少しずつ話の内容がわかってくるのですが
おそらく学校の先生や周りの同級生も、こいつは頭が悪い。
くらいにしか思わなかったと思います。
社会に出てからも
1回しか言わないからな? とか、言う方にはとても困るんです。
何回も聞き返すのは、ダメなことだという世間の常識があるので、
わからないことをわからないままにしてしまい、やらかしてしまったことも度々ありました
私自身も障害だとは気付いていなかったので、
なんで自分はこうなのかな?と悩んでいるだけでした。
現在55歳ですが、APDに気付いたのは今年の初め頃、
APDを取り上げたネットの記事でした。
全てが腑に落ちました。
自分でAPDに気付いていない人は相当多いと思います。
耳鼻科の医師だってほとんど理解出来ていないようですから。
ちなみに私は、自分がAPDである事を知らないままでしたが
この歳になると、ある程度乗り越えられる術も身についています。
それによって傷つく事もほとんどありません。
多少周りには迷惑をかけているかもしれませんが・・・
しかし、未来がある子供達はちがいます。
APDのことを理解し、APDだとしても、
少しでもラクに生きていく術を身につけて欲しいのです。
当事者が少しでも楽に生きられるような活動をしたいと思っています。
"聴覚情報処理障害 あおもり当事者の会"
を立ち上げようと考えたのは、気付いていない当事者に気付いて欲しいことと、
そして、社会的にも理解を広げたいからです。
しかし、情報が不足しています。
特に青森県内のAPDに関する医療情報はほぼ皆無です
情報を集めるためには組織が必要だと思います。
自分もAPDかも知れない。または子供がAPDかも知れない。
そのような方と情報交換をし、2022年春をめどに会の設立を目指したいと考えています。
気になった方は、気軽にメールをいただければと思います。
サイト管理人:saru
メール sarugasawa@yahoo.co.jp
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